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海外:意匠

韓国でデザイン保護法(意匠法)の改正が議案として提出

2024-02-08

韓国では、建築物の外装や内装についても保護対象に追加されるようデザイン法改正案が議案が1月31日に提出されました。

韓国では意匠の対象は物品、文字体及び画像に限られているため、建築物は意匠権の保護を受けることが難しい現状です。

他方、建築物の外装や内装(室内の設備又は装飾等)が店舗の広報と顧客獲得の重要な手段として活用されている背景から建築物と内装を保護する必要性が高まっています。
また、著作権では保護対象としては限界がある共に、現行デザイン保護法では、保護対象は物品、文字体及び画像に限られおり、建築物や内装は意匠権の保護対象外です。

保護米国、欧州、日本等先進国では既に内装の意匠について意匠権として保護しているという現状にあります。そこで、建築物や内装についても意匠権で保護を行いたいということが提出理由となっています。

更なる進展があり次第、ご紹介させて頂きます。

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