海外:お知らせ
韓国特許庁でデザイン侵害製品の流通状況の集中的なモニタリング(4月~11月)を開始へ
2025-04-12
韓国特別警察では、4月~11月の間にデザイン侵害や形状模倣を根絶するための集中的な検査(モニタリング)を開始すると発表しました。*
侵害商品の流通が増加する中、意匠権者の保護、消費者の混乱の防止、意匠権侵害犯罪に対する意識向上を目的とし、デザイン侵害や形態模倣行為に対して、集中的の監視がなされる予定です。
発覚した事例のうち、軽微な事案は警告や営業投稿の削除などの措置の対象となり、重大事案は刑事罰の捜査につなげられることになります。
そのため、主要オンラインプラットフォーム運営者と会議を開き、デザインを侵害する投稿を削除する措置を取るなど、協力を強化することが決定されました。
今後は、他のプラットフォーム企業にも協力範囲を拡大していく予定です。
*韓国特別警察(技術警察)
特許庁の技術警察は、国家コア技術の海外流出を防ぎ、特許権・営業秘密・意匠権の侵害・流出犯罪を操作するため2019年3月に発足し、2021年7月に技術犯罪捜査の専担組織である「技術警察課」に拡大・改編され、2024年2月27日特許庁とその所属機関職制(大統領令)の改正(2024年2月27日、公布・施行)により正規化された機関。