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ブラジルにおける工業デザイン試験の新しい移行規則

2026-05-22

2026年5月19日、ブラジル特許商標庁(BPTO)は官報第2889号において、条例第69/2026号を公布いたしました。本条例は、産業デザインマニュアル第2版の導入に伴う移行措置を定めたものであり、現在ブラジルで権利化を目指されている出願人の利益を守るための重要な規定となります。

本条例の概要と背景
BPTOによる審査基準の改定(マニュアル第2版への移行)に際し、既存の出願案件が不利益を被るリスクを回避するため、以下の通り移行体制が整えられました。

1. 既存出願に対する旧基準の適用(経過措置)
2023年12月1日以前に提出された出願案件については、マニュアル第2版の発効から60日経過後であっても、新基準を適用することで当初主張していた保護範囲に不利益が生じる恐れがある場合、旧基準(第1版)に基づいて審査を受けることが可能です。

2. オフィスアクションへの対応
審査が係属中の案件において、基礎となるオフィスアクション(OA)が旧基準(第1版)の期間中に発行されている場合、その回答についても旧基準の原則が適用されます。これにより、審査基準の変更による急な回答方針の修正や、不測の事態を防ぐことが可能です。

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