海外:商標法
韓国:改正商標審査処理規則が2026年7月1日より施行され、迅速かつ透明性が高いものとなります
2026-07-03
改正「商標審査処理規則」が7月1日に施行されより迅速かつ透明性の高いものとなります。
今回の主な変更点は以下の4つです。
【主な改正点」
1. 審査官の決裁フローの簡素化(審査官の権限拡充)
重要度や難易度の低い案件について、従来必要であった課長や審査長への報告・承認プロセスを省略し、担当審査官の判断で直接査定を行えるようになります。これにより、組織内の承認待ちによるタイムラグが解消され、審査の処理速度が向上します。
2. 部分拒絶制度の運用最適化(先行出願による審査保留の解消)
先行出願の審査結果を待つために後願出願の審査が停止される(いわゆる「保留」)期間を短縮します。先行出願に拒絶理由が通知・確定した時点(出願人が意見書で反論しても拒絶が覆らないことが明白になった場合や、応答期間が経過して自動的に拒絶査定へ進むことが確定した状態)で、後願出願側の保留理由も速やかに解消されたものとみなす運用ルールを導入し、他社商標の影響による長期的な審査停滞を防ぎます。
3. 拒絶理由通知プロセスの見直し(分離審査の促進)
拒絶理由通知に対する意見書の提出がない場合や、内容に応じた再通知等の重複手続きを廃止・整理します。これにより、拒絶理由のある指定商品と、拒絶理由のない指定商品を明確に分離し、登録可能な商品については迅速に登録査定へ進める「分離審査」を徹底します。
4. 審査の公平性確保(審判差し戻し時の担当替え)
特許審判所での審理を経て差し戻された案件について、当初の拒絶決定を行った審査官が再審査を担当することを制限します。新たな視点を持つ審査官が再審査を行うことで、審査におけるバイアスを排除し、公平性を担保します。





