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海外:お知らせ

韓国における特許審判の口頭審理がインターネットを利用した映像口頭審理でも出来るようになりました

2026-08-22

韓国知識財産処は、従来の対面方式による口頭審理の枠組みを刷新し、オフィスや自宅など場所を問わずインターネット接続で参加できる「インターネット映像口頭審理」の本格運用を2026年7月より開始しました。これにより、海外に居住する当事者や代理人も、韓国に渡航することなく遠隔で審判に直接出席できるようになりました。

1:導入の背景
従来の韓国における特許審判は指定場所への出頭が必須であり、海外居住者等にとって莫大な時間や費用の負担が大きなハードルとなっていました。
よりオープンでアクセスのしやすい知財環境の整備が求められていた中、今回の本格実施により、地理的制約に縛られないスムーズな審判出席が可能となりました。

2:対象となる事件
利用にあたっては、特許や商標、意匠といった事件の種類による制限はないものの、物理的セキュリティ上の観点から「公開」で行われる口頭審理に限定されています。
そのため、高度な営業秘密などを扱う非公開の案件は対象外となり従来通りの対面方式等で行われますが、特別な事情がない限り大部分の審判は公開で行われるため、実際の運用において大きな支障はありません。
具体的な申請方法としては、口頭審理の開催申請時に「インターネット口頭審理」を選択するか、口頭審理期日の指定通知後に変更申請書を提出して申請します。

3:展望
韓国で知的財産権を持つ日本企業や代理人にとっても韓国への渡航費や移動時間が一切不要になり、日本のオフィスや自宅からPCで直接審判に出席できるため、経済的・時間的負担が大幅に軽減されます。
また、出張日程の調整が不要になることでスケジュール調整も容易になり、韓国での知財争いや手続きの迅速化・効率化が図れるなど、日本からの知財戦略の展開を強力に後押しすることが期待されます。

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